日立 HS−400 2ウエイスピーカーの資料
使用説明書・日立家庭電化販売からの資料より
及び実測インピーダンス特性表
★密閉箱でQ=0.5臨界制動を導入し、広帯域ツイーターとの2ウエイで
周波数特性・インピーダンス特性フラットを実現した企画的スピーカーです。
ウーファー・ツイーター共、ギャザードエッジ・ギャザードダンパーを使用してますので、コーン紙の保持が明確です。
そのため大振幅でもローリング現象は発生しません。
又、その大振幅に対応するストロークの長い強力な磁気回路になっています。
最近ではこのエッジの特許が切れているので
カーオーディオのスピーカーにこのエッジが採用されております。
1.取り扱い説明書
2.詳細な資料
中を見て頂くとわかりますが、複雑なネットワークで素子が40個近く使用されています。
一時期なぜこんなに素子を使用しなければならないのかという批判もありました。(?)
最近の海外製のスピーカーで似たような事をやっているようで
今更ながら自慢げに宣伝しています。(笑)
又、某4インチドライバーでは約1.6KHzに周波数特性とインピーダンスにピークがあり、
純正のネットワークでは補正していますから似たような事です。(笑)
マルチアンプで駆動すると振動板の制動が良くなりますが
補正が無くなるので苦労しているようです。
新しい製品ではその癖が無くなっているようです。
どちらも発展途上の古い製品ですね。